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【商品誕生秘話 Vol.8】「曲木」技法で一人ひとりに寄り添った座り心地を!

皆さま、こんにちは。ニトリチャンネル事務局キリン🦒です😊

秋の気配が少しずつ近づいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか❓

ニトリが誇るヒット商品の開発秘話を連載でご紹介していますが、今回はダイニングチェアにスポットを当てました👍デザイン性と機能性の両面でご好評をいただいているこのチェアの誕生ストーリーを、ぜひお楽しみください✨


ホーチミン工場の竣工が目前に迫る2016年8月。日本からマーチャンダイザーが数名、ベトナムに向かった。ハコモノ、ベッド、ソファと順調に製造数を伸ばすニトリファニチャーが、遂にダイニングシリーズの開発に動き出したのだ。数多あるダイニングチェアのなかから最終候補に残ったのは、180年以上もの歴史をもつ「曲木」のチェアであった。

曲木とは、熱や圧力を加えた木材を金型にはめ込み、曲線的な形状に成形する技法をいう。

滑らかで温かみのあるフォルムは、体に馴染んで座り心地が良いうえ、耐久性も高い。一方で、曲木にはひとつ大きな難点がある。木を曲げるという加工そのものに、熟練した技術力と豊富な経験が求められるのだ。だからこそ、曲木のチェアは市場では一脚5万円を超える高級家具の部類に入る。

あえてこの難しい領域にニトリが踏み込むのは、「暮らしの豊かさを世界の人々に提供する」というロマンを実現したいという強い思い、ただそれだけだった。

商品ページはこちら  ※商品完売の際はご容赦下さい。

 

開発者たちを特に苦しめたのが、木材の熱処理工程だ。美しいカーブを付けるためには、木材を一定期間乾燥させた後、蒸す必要があるが、その温度や時間は、木材の水分含有率や当日の気温、湿度に左右される。「うまく水分量をコントロールする方法はないか」、藁にもすがる思いで世界中の展示会を回っていると、1台の真空加圧器に目が留まった。「これだ!」

開発開始から約2年、遂に外的環境に左右されずに木材の水分量を調整できる独自の真空技術に辿り着き、お手頃価格で安定した品質での供給を実現させた。

国を越えたロマンへの思いが生んだダイニングシリーズは、これからもお客様一人ひとりの個性とライフスタイルに寄り添っていく。


いかがでしたでしょうか。今週からTVCMが放映されていますので、ぜひご覧下さい✨

皆さまからのいいね👍やコメントをお待ちしております😊

よろしくお願いいたします❗

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3 件の返信 (新着順)
けいたん
2025/10/18 18:04

曲げ木、シンプルながらオシャレですよね。イスがテーブルに簡単に引っかかるところがもうくすぐられるポイント!掃除する人の気持ちが分かってるぅ🥴
Nシールド🛡️だし、ポケットコイルだし、もう羨ましいっ!!
それにしても曲げ木、想像以上に難しいのだなとびっくり‼️次回店舗に行ったら心して座ってみたいです👍

バムケロ
2025/10/17 12:21

今朝ニトリへ行き、家具コーナーまで見てきたところ、ふと気になった椅子だったので座ってみました。
腰の部位に、優しくピッタリハマって座り心地が本当に良かったです☺️
曲木のチェアは、普通5万円もするんですね!知らなかったです。
2年かけて真空技術に辿り着けたからこそのお値段。いろいろな努力をされているんだなぁと改めてしみじみ思った事でした。これからも、様々な商品を楽しみにしています。

おもち
2025/10/17 12:05

座ったことがないので座ってみたいです☺️
こんなに考えられて作られたものだからきっと気持ちが良いんでしょうね✨✨