📚読み物

皆さま、こんにちは。ニトリチャンネル事務局✨キリン🦒です😊

花粉症に苦労する人が多い時期ですが、どうかご自愛ください！

数年前に大ヒット商品となったハードタイプ珪藻土バスマットを使ったことがある方は多いと思いますが、そこから進化して「やわらかタイプ」が誕生したのはご存じですか。やわらかサラサラ、大好評のバスマットですが、その開発秘話を知りたくインタビューしてきました✨

開発者：　D. M さん　

入社：　　20年

趣味：　　空手

――お客様から大好評をいただいているやわらか珪藻土入りバスマットですが、誕生の背景を教えて下さい。私はハードタイプを愛用していましたが、やわらかタイプも出てくるとは当時全く想像しなかったです。

珪藻土バスマット自体は石型のハードタイプからスタートしました。住宅の建材で使用されている「珪藻土」を活用したもので、吸水・速乾性に優れ、洗濯等のお手入れが不要であったことから、瞬く間に大ヒット商品になりました。

しかし、使ってくれるお客さまがどんどん増えてきたところで、「硬いので床に傷がつきそう」、「重くて扱いづらい」、「足へのひやっと感が嫌だ」といった意見が寄せられました。そこで、そういう困りごとを改善するために、「ソフトタイプ」のものを開発できないかと考えたことがスタートでした。

――ハードタイプとは全く違う新しい商品を開発していくにあたり紆余曲折もあったかと思いますが、特に苦労したのはどういうところですか？

当初はいろんな発想でサンプルを作ってみていましたが、今の商品とは全く違う形でした。珪藻土を粉状にして枕のように詰める仕様や、ハード珪藻土バスマットにカバーをしたり、珪藻土を入れた生地を作って中の充填物にウレタンを詰めるなど、色々試してみました。

しかし、踏み心地がよくなかったり、洗濯しなくてもいいという珪藻土バスマットの良さが失われたり、簡単にはいかなかったですね。今までの珪藻土バスマットの良さを生かしながら、困りごとを解決することの両立に非常に苦労しました。

そして、現在の仕様につながる「ポリウレタン層+ポリエステル基布+珪藻土入りの天然ゴム」の3層仕様にたどり着いたときは、これは絶対にいけるという確信を持ったのをよく覚えています。

――多くの試行錯誤によって誕生したのですね。売れすぎてしまって社内で話題になっていた記憶があるのですが。

それは、まだハードタイプを発売し始めた頃の話です（笑）。たまたま土曜日の夜の番組でとある著名な女優さんがハード珪藻土バスマットを「使ってみて便利！」というふうに紹介してくれたようです。そしたら翌日の日曜日に、一日でそれまでの20倍に売れてしまい、在庫が一瞬でなくなり、「〇〇さんが良いと言っていたバスマットがほしい」というお客様が大勢来ても店舗スタッフも本部スタッフも何のことか分からず、混乱になりました。店舗から本部へ問い合わせの電話が鳴りっぱなし、たまたま大阪に出張中だった私の電話も鳴りやまなかったですね。

――嬉しい悲鳴だったのですね。恐るべし、TVパワー（笑）。面白いエピソード、ありがとうございます。最近、色柄やバリエーションも増えてきましたね。

発売当初は無地だけだったのですが、プリントができるようになったため、柄物も開発したり、踏み心地がよく吸水性がさらに良い厚手タイプを発売したりと、品揃えを拡充しています。

今後、季節のモチーフをデザインした商品を「春夏」、「秋冬」とシーズンごとに展開していく予定で、バス周りだけではなく、タオルやスリッパ、ハンカチなど洗面周りともコーディネートができるようにしていく考えです。

商品ページはこちら　　　　※商品完売の際はご容赦下さい。

――季節性がある華やかな商品が増えて、さらにコーディネートが可能になるのは嬉しいですね。最後に、ニトリチャンネルの皆さまにメッセージお願いします。

ご来店してくれるお客様が多い土日に売場で積極的に声かけをしたりして、生の声を収集・活用させていたくことに全力で取り組んでおります。期待を上回る商品提供ができるように頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします！

いかがでしたでしょうか。休日のピークタイムに赤羽店バス用品売場でバイヤーのD. M さんに声かけられるかもしれませんね😂　

皆さま、コメントにてご意見やご要望をお寄せいただけると嬉しいです✨

次回の裏話もどうぞお楽しみに❣️