
こんにちは。事務局キリン🦒です😊
この度、ニトリの2万円を切る価格で人気のコードレススティッククリーナーの後継モデルが発売開始されました👏家電ライター田中様にいただいたガチレビュー記事をご紹介いたしますので、ぜひご覧ください👍
軽さはそのまま、毛絡みと収納を見直した19,900円の新モデル
約1.1kgの軽さはそのまま、毛絡みも軽減! ニトリの新型コードレス掃除機を家電のプロが徹底レビュー
執筆:田中真紀子
撮影:下城英悟
ニトリが2024年に発売したコードレススティッククリーナー「MA201SC」。約1.1kgという軽さと2万円を切る価格で人気を集め、一時は品切れになるほどだったといいます。筆者も発売当時にレビューしましたが、印象に残っているのは、その軽さと取り回しのよさ。吸引力も日常の掃除には十分で、「この価格でここまで使えるなら、かなりいいのでは?」と感じたことを覚えています。
ただし、気になる点もありました。それが回転ブラシへの毛絡みです。絡んだ毛は取り除くのが大変で、放っておくときつく巻き付き、ますます取れにくくなってしまいます。そんな「MA201SC」の後継モデル「MA202SC」が登場。約1.1kgという軽さはそのままに、新たに“毛が絡みにくいパワーブラシ”を採用したといいます。さらに収納用ストラップも追加され、カラーはモカとダークグレーの2色になりました。価格は19,900円(税込)と2万円を切ります。
そこで今回は、先代モデルと使い比べながら、どこが進化したのかをチェック。さらに、同価格で登場する紙パック式についても紹介します。
※本文中の効果・比較は筆者の個人的な感想・体験に基づきます。

新型「MA202SC」はモカとダークグレーの2色展開。軽さはそのままに、毛絡み対策や収納性が進化しました。
製品紹介・スペック
・価格:19,900円(税込)
・集じん方式:サイクロン式
・重量:約1.1kg(スティック状態。測定条件はメーカー確認)
・ヘッド:モーター駆動パワーブラシ/毛が絡みにくい新形状
・運転時間:標準 約30分/強 約12分
・集じん容量:0.25L
・充電時間:約4時間
・運転音:標準60dB/強65dB
・カラー:モカ/ダークグレー
・付属アタッチメント:2Wayノズル
高速吸引モーターとモーター駆動のパワーブラシで、床のゴミをかき出しながら吸引する軽量モデル。新型ではブラシ奥にクシ状の「ヘアリムーブ形状」を設け、付着した毛をほぐしながら吸い込む構造になりました。これにより毛絡みはどれくらい改善されたのでしょうか。
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家電のプロによるガチレビュー
(1)軽さ・取り回し
約1.1kgの軽さと取り回しのよさは健在
この掃除機の最大の魅力は、やはり約1.1kgという軽さです。
コードレス掃除機は、コンセントにつなぐ手間がないだけでも掃除がラクになりますが、それでも本体が重いと使うのが億劫になりがち。その点、本機はゴミを見つけたらサッと手に取れる軽さです。
実際、床掃除はもちろん、階段を一段ずつ掃除したり、部屋から部屋へ持ち運んだりするのもラク。ヘッドの動きもなめらかで、手首を軽くひねるだけでスッと方向を変えられます。ヘッド自体もコンパクトなので、椅子の脚が入り組んだテーブルの下などもスムーズに掃除できました。

片手で持ち上げやすい約1.1kgの本体。階段を一段ずつ掃除するときや、部屋の間を移動するときにも、軽さの利点を感じられました。

手首をひねるとヘッドが素直に回り込みます。軽いだけでなく、家具の脚を避けながら狙った場所へ動かしやすい点も好印象でした。
付属しているアタッチメントは、「2Wayノズル」の1つだけ。ブラシ部分をスライドするだけで、棚のホコリ取りやソファの隙間掃除などに使い分けられ、意外と使用シーンが広くて便利でした。
実際、アタッチメントが何種類も付いていても、付け替えが面倒で、結局使わなくなることも少なくありません。そういう意味でも、よく使う機能を1本に集約したシンプルさが、個人的には気に入っています。

ブラシ部分をスライドして出し入れする2Wayノズル。棚のホコリ取りとソファの隙間など、掃除する場所に合わせてその場で切り替えられます。

本体が軽いので、床以外の気になる場所にもサッと持ち上げて掃除できます。付属品をあえて増やさず、よく使うものを厳選しており合理的。
(2)吸引力・家具下の掃除
軽量でも日常の掃除には十分な吸引力
軽い掃除機で不安になるのが、「そのぶん吸引力が弱いのでは?」ということ。実際、軽さと吸引力の両立は難しく、軽量モデルなら多少の物足りなさは仕方ないと思っていました。
ところが本機でフローリングを掃除してみると、強烈な吸引力を感じるわけではないのに、ゴミはしっかり取れていきます。おかげで同じ場所を何度も往復する必要もなく、ストレスを感じません。ヘッド前方の開口部が広く、壁際のゴミも取り込みやすい印象でした。
家具の下も試してみました。ヘッドの高さは約5.5cmで、本体を寝かせるとキャビネットの下にもするっと入り込みます。掃除機によっては本体を寝かせるとヘッドが浮いてしまうものもありますが、本機は床面に接地した状態をキープし、奥までしっかり掃除できました。
もちろん、高価格帯モデルのような強力な吸引力があるわけではありません。それでもゴミはきちんと取れる。掃除機の実力はモーターのパワーだけでなく、ヘッドの構造なども含めた総合力で決まるのだと、改めて感じました。

日常の掃除を想定してゴミを用意し、吸引前後を確認。普段の床掃除では、同じ場所を何度も往復するようなストレスは感じませんでした。床の中央だけでなく、端のゴミへの対応も確認しました。

本体を寝かせてもヘッドは床面に接地したまま。家具の下へ入り込んだホコリも、奥までヘッドを進めながら掃除できました。
(3)毛絡み・ゴミ捨て
気になっていた毛絡みはどこまで改善された?
今回、特に確かめたかったのが毛絡みです。
先代モデルは軽さや吸引力に満足していたものの、回転ブラシに毛が絡むことがあり、そこが気になっていました。床をきれいにした後に、今度はブラシの掃除をしなければならないのは、やはり面倒です。
新型では、植毛ブラシの横に配置したワイパーブレードが、植毛部分の根元に毛が絡みつくのを抑えます。さらに、ブラシに付着した毛を少しずつほぐす「ヘアリムーブ形状」を採用。ワイパーブレードと組み合わせることで、毛が絡みにくく、吸い込みやすい構造になっています。
そこで先代モデルと新型に、できるだけ同程度の毛を吸わせて比較してみました。結論からいうと、新型でも毛絡みはゼロではありません。 ただし、旧型と比べると、ブラシに残った毛の量は明らかに少ない印象です。
さらに掃除を続けると、絡んだ毛がクシ状の部分で少しずつ動き、ほぐされながらダストケース側へ送り込まれていく様子も確認できました。
メーカーが「毛が絡まない」ではなく「毛が絡みにくい」と表現しているのも納得。完全にお手入れが不要になるわけではありませんが、先代で気になっていた部分が着実に改善されていると感じました。

新型では、植毛ブラシの横に配置したワイパーブレードが、植毛部分の付け根に毛が絡みつくのを抑えます。さらに、「ヘアリムーブ形状」によってブラシに付着した毛を少しずつほぐし、吸い込みやすくしています。

左の旧型(白)と右の新型(黒)で、髪の毛の量など、条件をできるだけ揃えて比較。

左の旧型(白)に比べ、右の新型(黒)のブラシに残った毛は少ない印象でした。ただし新型にも毛は残り、「毛が絡みにくい」という改良の範囲を確認できました。
ゴミ捨ても簡単です。ダストケース下部のフタをパカッと開くだけで、ケースを取り外さずにゴミを捨てられます。
ダストケースなどは分解してお手入れでき、水洗い可能なパーツもあります。構造もシンプルで、組み立て直す際に迷いにくいのもよいところ。水洗いできる部品は取扱説明書で確認し、十分に乾燥させてから戻します。

ダストケース下部のフタが開き、そのままゴミ箱へ。ケース全体を取り外さずに捨てられるため、こまめな掃除の後も扱いやすく感じました。

取り外して手入れできるシンプルな構造。水洗いは可能なパーツに限り、洗浄後は十分に乾燥させてから戻します。
(4)収納性・デザイン
収納ストラップが意外と便利!
今回、個人的に気に入ったのが、新しく追加された収納ストラップです。
掃除機は使いたい場所の近くに置いておけると便利ですが、専用スタンドを置くにはスペースが必要。その点、本機は上部のストラップを使って、フックなどに引っ掛けて収納できます。
例えば、階段や廊下など、掃除したい場所の近くに掛けておけば、ゴミに気づいたときにサッと手に取れます。使っている間はストラップを本体側に収められるので、邪魔にならないのもいいところ。
ただし、掛けて収納する際は、フックの耐荷重だけでなく、設置場所の強度や安全性も確認しておきましょう。

収納用ストラップは、使わないときには本体側へ収められます。フック収納を可能にしながら、掃除中に邪魔になりにくい設計です。

階段や廊下など、使いたい場所の近くへ引っ掛け収納。フックの耐荷重と壁面など設置場所の強度を確認すれば、専用スタンドの設置スペースを取らず、気づいたときに手に取りやすくなります。
カラーも先代のホワイトとブラックから、モカとダークグレーに変更。特にモカは木製家具などにもなじみやすく、部屋に出しておいても違和感の少ない色合いです。近くで見ると価格相応のプラスチック感はありますが、インテリア性を高めた点は好印象でした。

旧型のホワイト/ブラックから、モカ/ダークグレーへ。家具や床になじみやすい色合いは、掃除機を生活空間に出しておく使い方にも合っています。
(5)サイクロン式と紙パック式の選び方
同じ19,900円で紙パック式も選べる!
今回もうひとつ注目したいのが、サイクロン式と同時に紙パック式も登場することです。しかも、こちらもサイクロン式と同価格の19,900円。重量も約1.1kgで、基本的な使い勝手は共通しています。
サイクロン式は紙パックを買い足す必要がなく、ゴミがたまったらその都度捨てられます。一方、紙パック式はゴミを直接見たり触れたりせず、紙パックごと捨てられるのがメリット。集じん容量も0.42Lと、サイクロン式の0.25Lより大きくなっています。
外観にも違いがあります。サイクロン式は半透明のダストケースが見えるのに対し、紙パック式は集じん部が覆われていて、よりすっきりした印象です。
こまめにゴミを捨てたい、ランニングコストをかけたくないならサイクロン式、ゴミ捨てやお手入れの手間をできるだけ減らしたいなら紙パック式。同じ価格で好みの方式を選べるのは、うれしいところです。

同価格・同じ約1.1kgでも、集じん部の見え方は異なります。透明なケースのサイクロン式と、すっきりした外観の紙パック式を選べます。

サイクロン式は0.25L、紙パック式は0.42L。容量だけでなく、こまめに捨てて手入れするか、袋ごと捨てたいかも選択のポイントです。
【他社製品との比較】
付加機能を省き、必要な機能に特化したシンプルモデル
コードレス掃除機は、1万円台から10万円近いモデルまで、価格差が大きいカテゴリーの家電です。実際、高価格モデルには、自動ゴミ収集ドックやLEDライト、自走機能、吸引力の自動制御など、便利な機能が搭載されています。
一方、2万円を切る本機はそうした付加機能の多くを省いたシンプルなモデル。実際に使っていても、暗い家具の下は見えにくかったり、ヘッドが進むような自走感もありません。充電スタンドもなく、充電時には自分でケーブルを接続する必要があり、高価格モデルを使っていた人は、少し物足りなさを感じるかもしれません。
ただ筆者が高く評価したいのは、19,900円という価格を実現しながら、日常の掃除に必要な吸引力や軽さ、取り回しのよさ、ゴミの捨てやすさはしっかり確保している点。むしろ日々の掃除なら、こちらに手が伸びそうだと感じました。

多機能な高価格帯モデルとは目指す使い方が異なります。軽さと日常の掃除性能を重視し、充電やゴミ捨ては自分で行うシンプルモデルです。
家電のプロによる評価
高機能ではないけれど、日常の掃除には満足できる
先代モデルを使ったときも、軽さと使い勝手のよさには感心しましたが、今回の新型はそこに毛絡み対策や収納のしやすさが加わりました。
特に毛絡みは、先代で気になっていた部分だけに、改善を実感できたのはうれしいところです。収納ストラップも一見地味な変更ですが、毎日使う家電では、こうした小さな工夫が意外と効いてくるものです。
もちろん上位モデルのような多機能さはありません。でも、約1.1kgと軽く、思い立ったときにサッと使えて、日常のゴミはきちんと吸い取れる。「高機能な掃除機が欲しい」というより、「面倒に感じず、気軽に掃除できる一台が欲しい」。そんな人に、ちょうどいいモデルだと感じました。

旧型から引き続き新型を試した田中真紀子さん。軽さと実用性を受け継ぎ、毛絡みや収納といった日常の小さなストレスを見直した一台です。
Reviewer Profile
家電専門ライター 田中真紀子

家電を20年以上にわたり取材・検証し、コードレス掃除機も数多く使い比べ。実際の生活環境で試すことにこだわり、スペックだけでは分からない使い心地や生活者にとってのメリットを重視して評価している。
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投稿を表示掃除機の毛が絡みはイライラ家事の1つなので
絡みにくいのはとっても嬉しいです
それにサイクロン式と紙パック式もあり選べるのが良いですね
シンプルな色で部屋に置いてもおしゃれ
「あっ!ゴミが」・・・と発見してしまった時にササッと使えそうです